働き方改革って…
こんにちは。
旅を愛し旅に愛される女、めぐみです。
ゴールデンウィークも最終日！
みなさまいかがお過ごしでしょうか？
私はというと…
キャンプしてました✨
実は、私のキャンプ歴は長いのです。
子どもの頃、町内会のキャンプに毎年参加し、その後高校生までボランティアスタッフも含め毎年参加。
大学に入ると、やはりボランティアでキャンプに参加。
卒業後も、学生時代のボランティアのつながりでキャンプのボランティアなど。
そして今回、お仕事としてキャンプをしてきました。
疲れたー！
そして楽しかったー！！
ここ数年はキャンプに参加していなかったので、久々のこの感じ。
くたくたになるけれど、笑顔の参加者さんたちを見ると、自分にも充実感。
クセになる感覚です（笑）
そして、片付けをしている最中、ふと肩の辺りに痒みが。
なんかかさぶたっぽい…？
これは、もしや…
マダニにかまれてる・゜・(ノД`)・゜・。
周りの人に確認をしてもらうも、小さくてよく見えず。
カメラのマクロで撮影すると、足までくっきりと写っています。
※マダニを知らない方のために説明をしておくと…
マダニとは、森の中に住むダニの一種。
ダニとは言っても、3〜4mmのサイズで、肉眼で観察できます。
人間やイヌなどの動物にくっつき、吸血します。
この時、頭部をぶすっと刺して吸血するので、引っ張っても簡単に取れず、基本的には病院で取ってもらいます。
マダニに噛まれると、その持っている病原体により、SFTS（重症熱性血小板減少症候群）やライム病などに感染し、死に至る恐れがあります。
マダニは森にいるので、学生時代のキャンプボランティアでも参加者が噛まれることがありました。
死に至ることは稀なので、周りに犠牲者はいませんが、マダニの餌食になっている人はいます。
私は今回二度目。
なので気づくのが早かった。
ワセリンを塗ると窒息するということなので、たまたま持っていたワセリンをマダニに山盛り塗りたくりました。
そして、休日対応している病院へ。
到着して、問診票に記入。
仕事中の起こりましたか？に○をつけました。
すると直後、受付のお姉さんから呼び出しが。
受付「お仕事中とのことですが、具体的にはどういった…」
私「森でキャンプをしていました」
受付「それはお仕事で？」
私「はい」
受付「虫に刺されるというのは、労災認定されにくいんです。以前、郵便配達の方が蜂に刺されたというのは認定されませんでした」
私「はぁ…」
受付「お仕事とのことですが、普段はどのようなお仕事なんですか？」
私「これが普段の仕事です。野外活動のスタッフなので」
こんなやり取りをして、私はどうしても労災にして欲しいのではなく、ただ聞かれたから正直に答えただけということを伝え、結局は問診票を書き直すということに。
こんなやり取りの中、私は思いました。
私は、非常にマイナーな仕事をしていて、社会からは認知されていないんだなぁ、と…。
これからの時代、色んな仕事が出てくると思います。
本人は真剣にやっていても、人から見れば仕事といっても遊びか仕事かわからないようなものもあるんでしょう。
「生業」をたくさん持つというライフスタイルの人も増えると思います。
今回、受付の方に「普段のお仕事は？」と聞かれたことで、まだまだ日本の世の中は、
デスクでパソコンを打ったり、
わかりやすいガテン系の仕事だったり、
そういうものしか「仕事」として捉えられていないんだなと感じました。
そんなことを国会で議論していますが、もうとっくに改革は起こっています。
ついていけていないのは国会議員の方。
会社で働く時間がどうとか、それはもちろん、長時間労働が基本になっている現状では大切です。
でも、そもそも雇われて働くだけが仕事ではない。
（今回は雇われてお仕事していた中でのことでしたが。）
私は、まだまだ移行途中だけれど、頭の中はとっくに「改革」されているんだなと気づいたいい機会でした♪
最後に。
病院の先生が帰り際に一言。
「マダニが死んじゃうと取りにくいから、次はワセリンはしないで病院に来てね。」
いやいや、次なんて言わないで！
もう噛まれたくありませんからっ！！！
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