旅日記【北陸⑤−1能登】あの人に会いに、穴水へ!
こんにちは。
旅するために生まれてきた♪めぐみです。
さて、北陸横断の旅もそろそろ折り返し。
これまでの様子はこちら⏬
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金沢に泊まり、5日目のこの日に目指すは能登半島の真ん中辺り、穴水。
せっかく石川県に来るなら、行って見たかった場所の1つ。
それはなぜって…
YOUは何しに日本へ?の番組でデンマーク人の男の子2人が旅していたから✨
指差しYOUとも呼ばれるこの2人。
目隠しをしてロンリープラネット(世界中で売られているガイドブック)をパラパラめくり、指差した場所へ行くという自由気ままな旅のスタイルが人々を魅了したのでした。
その2人が番組で訪れていたのが穴水。
一見「なにもない」小さな町にあるのは、人の温かさと自然の美しさ。
そんな穴水に、いつか行って見たいなぁと思っていたのです。
そして、この日、私は金沢から片道3時間かけて穴水へ行ってみることにしました。
一人旅の良さはたくさんあるけれど、なんといっても醍醐味は、自分で好きに動けること。
誰かと一緒だったら、なかなか片道3時間かけてそれほど有名でない場所へ行くなんてできない。
せっかく一人旅なんだから、やりたいことをやろう!会いたい人に会おう!
ということで、行ってきました、穴水♪
会いたい人というのは、番組中でデンマーク人のYOU2人が「日本のお母さん」と読んでいたお寿司屋さんの女将さんとそのお寿司屋さんの大将。
念のため、前日から電話をしてお店が開いているかを確認して、向かいました。
レトロな電車で金沢から七尾駅へ。
3時間かけて、ようやく穴水に到着!!
お昼には少し早いので、来迎寺というお寺に行ってみました。
風情があって素敵。
1200年前に天皇の勅願により建立され、当時の仏像を拝むことができます。
小さいながらもパワーを感じるお寺でした。
ちなみに、移動はのと鉄道で300円で貸してくれるレンタサイクル。
電車にそのまま積んでOKで、移動範囲が広がります♪
お昼頃になったので、いざ磯寿司さんへ♪
着くと、お母さんがお店の前にいらっしゃいました。
「いらっしゃい!」とステキな笑顔でお出迎え。
早速店内へ。
中は、テレビとおんなじ!(当たり前だけど)
そして、YOUからの手紙や一緒に撮った写真などが飾られています。
ここへ来た人がメッセージを残していく、落書き帳もありました。
こういう回転しないお寿司屋さんに馴染みがない私。
「それならこの並盛りがいいでしょう」とのことで大将が握ってくれました。
美味しかったです❤️
さてこの後は、ぼら待ち櫓なんかをちょっと見物…
と思っていたら!
“自転車だと多遠くまで行けないね。
大仏さんとか、あるから。
車で案内するよ!”
えー!
いいんですか!
こんな、テレビと同じ展開って、本当にあるの!?
と、ここで私は思いました。
そうか、お母さんは、テレビが来たから案内したんじゃなくて、
今までも旅人を案内してきたんだ。
たまたまテレビにそれが映っただけのこと。
根っからの、おもてなし精神あふれる人なんだ…
と。
もう嬉しすぎます!ありがとうございます!
ということでお母さん運転でご案内して頂くことに。
ボラ待ち櫓。
日本最古の漁法と言われ、櫓の上からボラが集まるのを確認して捕まえるんだとか。
漁法とはいえ、とてものんびりした方法ですね。
大仏。
北陸には珍しく、晴れ渡った空に大仏さんが映える!
潮騒の道と呼ばれる遊歩道をお散歩。
穴水、最高です!!
本当に来てよかった。
行きたい場所に行き、会いたい人に会う。
そんなシンプルなことが、とても幸せなことなんだなと実感しました。
駅まで送ってもらい、穴水を発ちます。
帰りも3時間。
途中、和倉温泉でひとっ風呂♨︎
金沢に着く頃にはもう真っ暗。
この後ビールを飲みにいくのですが、長いのでまた次回に…。
旅をする目的は人それぞれ。
私の場合は、旅をしていると、とても自分らしく、透明でいられる気がするんです。
普段、人の目を気にしすぎなのかもしれません。
旅するように暮らせたらいいな、と常々思いつつ、日常はただただ過ぎていってしまいます。
旅に出て、自分を取り戻す。
私に必要な大切な時間です。
✨Enjoy my life✨