旅日記【島根④】石見銀山へ
こんにちは!
旅を愛し旅に愛される女、めぐみです。
さて、島根の旅2日目の後半は、石見銀山へ向かいました。
出雲を楽しんだあとは、いざ石見銀山へ!
途中、道の駅で腹ごしらえ。
島根の名物はあまり知らなかったのですが、「箱寿司」なるものがあるとのこと。
早速注文。
これは、昔江戸から来た大名の奥様が、江戸を思い出し、懐かしんで作ったのが始まりだとか。
いわゆる、家庭的なちらし寿司と似たお味です。
お腹いっぱい!!
お腹も満たされたところで、石見銀山へ向かいます。
「石見銀山はただ見ても面白くないので、ガイドさんを付けるか、しっかり資料館などで勉強してから行くように」という前情報があったので、まずは世界遺産センターへ。
どこから回ればいいか聞こうと思ったところ…
「大久保間歩(まぶ)へのガイドツアーはいかがですか?」
との声が。
なんでも、予約制のこちらのツアー、あと2名空きがあるとのことなのです。
ツアー開始5分前に到着…なんてミラクル。
お値段1人4,000円と結構しましたが、それでも
世界遺産に来たんだし!
いつまた来るかわからないし!
と、ツアーへの参加を即決。
急遽参加させていただきました♪
戦国時代から江戸時代にかけて銀が採掘された銀山。
なぜ世界遺産かというと、この銀のおかげでポルトガルなどとの交易が盛んになったから。
明(中国)に輸出されていた日本の銀の質の良さと価格をみたポルトガル人が、その銀を欲しがり、貿易が盛んになっていったそうです。
ただ銀があったということではなく、文化的な意味を持つことが世界遺産に登録された理由なのですね。
他にも、自然と調和した鉱山であることなどの理由もありますが、詳しくは現地で勉強してみてください!
というようなお話をガイドさんにしていただき、バスに揺られること数分、
大久保間歩へ!
ここは、ガイドツアーのみで限定公開されている、石見銀山最大級の間歩です。
(間歩:まぶとは、坑道のことです。)
まずは大久保間歩の入り口まで、軽い登山です。
杖が置いてあったので、お借りして登っていきます。
途中途中で、鉱山の人の暮らしぶりなどがわかる場所があり、説明をしてただけます。
そして、間歩の入り口に到着!
ライト付きヘルメットと長靴をお借りし、入坑。
…寒っ!!
山の中のトンネルなので、相当涼しかったです。
ありがとう、ユニクロライトダウン。
中は真っ暗で、奥へ奥へと伸びています。
高さもあり、どこまで続いているかわからないような場所も。
これを手掘りで掘ったなんて…江戸時代の人たち、すごい。
暗くて、この写真が限界。
4〜5階建ての建物が入ってしまうほどの空間もあるそうです。
暗闇には付き物の、コウモリもたくさんいましたよ。
そんな風にして歩いていき、銀を掘った後を見学しました。
ちなみに、今も銀は埋まっているそう。
でも、採算が合うほど取れないので、もう閉山しているそうです。
間歩を出てさらに少し登ると、今度は遺構があります。
この一部、未だになんのためにあるのかわからない部分があるとか。
歴史のミステリーですね。
私は運良く大久保間歩を見学できましたが、石見銀山には、いつでも見学できる龍源寺間歩もありますので、時間の都合が合わない方はそちらへどうぞ♪
さて。
この日は早起きして少し疲れていたので、他の場所は見ずにお宿に直行しました。
宿泊は温泉津温泉。
読めますか??
私は最初読めなかった…。
ここの泉質は、日本温泉協会が認める、オール5の温泉なんだそうです。
ということで、夕飯前に早速お風呂♪
もちろん温泉宿に泊まったのですが、行ってみたかったのがこちらの外湯。
薬師湯。
レトロな、とはいえモダンな建物に、オール5の温泉が。
銭湯感覚で入れる温泉です。
中は小さく、本当に小さな温泉街である温泉津にぴったり。
常連さんたちは「あら、久しぶりねえ」なんてお話ししていました。
ちなみにいつか私も、常連の温泉を持ちたいものだなぁとずっと憧れています。
野沢温泉とかいいよね。
薬師湯は、熱めの温泉ですが、入れるレベル。
入っては出て、を繰り返します。
二階には休憩スペースもあり、なんとも素敵な建物でした。
ちなみに、もう一つ、元湯という外湯もあります。
夫によると、そちらの方が熱かったとか。
さて、お待ちかねの夕飯!
1日目の夜はのどぐろの塩焼きをいただきましたが、今夜は鯛✨
毎日幸せです♪
日本酒もおいしかったなぁ。
楽しい島根旅はまだまだ続き、翌日は松江に行きまーす!
✨Enjoy my life✨